鉄道模型は無水エタノールでメンテナンス!

鉄道模型を走らせて眺めているのは、とても楽しいひと時です。しかし、メンテナンスしていないと、いざ走らせようとしたときにしっかりと動いてくれません。ひどい場合は鉄道模型が動かないなんてこともあります。ということで、普段から鉄道模型のメンテナンスをするようにしましょう。

ここでは、鉄道模型を快適に走らせられるように簡単なメンテナンス方法を紹介します。


レールと車輪をクリーニングする

Nゲージの鉄道模型は架線化していな場合、レールから集電して電気を動力に動いています。集電は、車体についている金属製の車輪や集電板から行われます。このため、レールと車輪が汚れているとうまく集電できません。

すると、車両がスムースに動かずカクついたり、ライトがチカチカしたりすることもあります。これでは鉄道模型を眺めていても車両の状態やNゲージのことが気になってしまい、純粋に楽しめなくなってしまいます。こうならないように車両を走らせた後は、レールや車輪の掃除が必要です。

加えて、定期的にしっかりと汚れを落とす、メンテナンスもしなくてはいけません。

鉄道模型のメーカーのクリーニンググッズを使う

レールと車輪のクリーニング方法ですが、レールのクリーニングにはレールクリーニングカーが発売されています。これは、鉄道模型のクリーニング用の車両で、線路に乗せて走らせて掃除をさせます。クリーニングカーが掃除をしてくれるので、大規模な路線を組んでいる方や掃除が面倒だといった方は使ってみるのもいいでしょう。

レールクリーニングカーも、そこそこレールをきれいにしてくれます。ちなみに、TOMIXからレールクリーニングカーが発売されています。ただし、値段が高いのがマイナスポイントです。また、走らせるとポイントやリレーラーレールの部分で止まることが多いのも困ったものです。

他には、鉄道模型のメーカーからクリーニング液も発売されています。クリーニング液を使うと汚れは落ちるのですが、容量が少ないという欠点があります。

おすすめは無水エタノール

クリーニングためのグッズは鉄道模型のメーカーから発売されていますが、おすすめなのは無水エタノールです。無水エタノールはクリーニング力も強く、頑固な油汚れや、換気扇にこびりついた汚れも取り去ることができます。

この洗浄力で、レールや車輪についてスパーク汚れも落とせます。なお、無水エタノールは液体ですが、電気を使って走らせるNゲージに使っても安心です。無水エタノールはエタノールの含有量が99.5%で水分を一切含んでいません。

このため、掃除をした後すぐに蒸発します。通電する車輪やレールに使っても蒸発してしまうため、水拭きしたときのように錆びることもありません。この性質からパソコンやスマートフォンなど精密機器のメンテナンスに用いられることもあります。

さらに、無水エタノールは手軽に購入でき、容量が多いのも良いところです。無水エタノールは通販でも買えますが。薬局やドラッグストアに行けば購入できます。鉄道模型メーカーからも発売されているクリーニンググッズを購入するには、鉄道模型を取り扱っているショップまで出かけなくてはいけません。

また、通販なら時間もかかります。この点、無水エタノールなら身近にある薬局やドラッグストアですぐに購入でき便利です。容量は鉄道模型のメーカーが販売しているクリーニング液よりも多い500ミリリットルのものがあり、1,500円以内で買えます。

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無水エタノールを使ったクリーニングの方法

無水エタノールを使用して掃除するときは、まず小さい容器を用意しましょう。そのままでも構わないのですが、大きな容器に入っているため、そのままでは使いにくいかもしれません。小皿などでいいので小分けにできるものを準備しておきましょう。

少量を容器に移した無水エタノールはそのまま使用します。なぜかと言うと、それは水で薄めると掃除後にレールや車輪に水分が残ってしまうからです。水分が残ったままでは、レールや車輪が錆びる可能性もあります。そのため、鉄道模型の掃除をするときは、無水エタノールを希釈しないようにしましょう。

次に、汚れをふき取るものを用意しましょう。綿棒があるなら綿棒でもいいです。綿棒で拭き掃除をして、汚れがついて黒くなったら新しいものに取り替えて掃除していきます。他には、割りばしの先に布を固定したものを作っておくと便利です。

いらなくなった布を小さく切り、割りばしの先に輪ゴムで止めておきます。なお、割りばしに使う布は色のついた布は色が染み出してくることもあるので、白い布を使用してください。そして、無水エタノールにつけてレールと車輪の汚れを拭き取っていきます。

無水エタノールを浸した綿棒や布を巻き付けた割ばしでレールや車輪軽く擦っていきましょう。この掃除方法は少し手間がかかりますが、確実に細かいところまで綺麗にできます。

クリーニングの際には気をつけたいこと

無水エタノールでレールや車輪を掃除すると綺麗になるのですが、気をつけておきたいこともあります。無水エタノールを使用して掃除をするときは車両の車体に無水エタノールが付着しないように注意しましょう。無水エタノールが車体に付着すると車体の塗装が落ちてしまうこともあります。

また、樹脂部分に無水エタノールがつくと劣化してしまうこともあるので、こちらも気をつけてください。念のため、掃除をするときは車体から車輪を外して掃除するようにしましょう。上述しましたが、綿棒などに少量の無水エタノールを染み込ませて掃除するようにしてください。

無水エタノールにレールや車輪をつけおきするようなことは避けましょう。この他、掃除後はグリスを塗布するのも忘れないようにしてください。無水エタノールで掃除をした後は、レールや車輪の潤滑剤となる油分が少なくなっています。

続いて、使用上の注意点ですが、無水エタノールは引火性が強いので火気厳禁です。たばこの火などに引火すると大変なことになります。さらに、直接肌につくと水分を根こそぎ取り去ってしまうので、肌に付着しないように注意も必要です。

肌につくと手が荒れる可能性もありので、心配な方はゴム手袋をして、無水エタノールを取り扱うといいでしょう。これも重要なことですが、無水エタノールを使用するときは換気を忘れないようにしましょう。無水エタノールはアルコール成分が高く、揮発しやすい液体です。

このため、揮発した空気を吸い込むと気分が悪くなる方もいます。アルコールに弱い方は特に注意が必要です。